日産 ローレル ミドルラグジュアリーカー
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日産自動車のミドルラグジュアリーカーのローレルをご存知でしょうか?
最終型の8代目であるC35型が販売終了となったのが2003年ですので、知らない方が多いと思いますが…。
現在のティアナは、このローレルとセフィーロの後継車と言われています。
ローレルの初代C30型のデビューは1968年と古く、ブルーバード以上セドリック以下という、まさに日産自動車のミドルを任されたハイオーナーカーという位置づけでした。
その後、1972年にC130型に切り替わり、この型は「ブタケツ」の愛称で、今でも人気のあるモデルです。
湘南爆走族の原沢が卒業式に乗ってきた自動車ですね。
例えがマニアックすぎましたね。
その後、幾度のフルモデルチェンジを重ね、伝説のC33型が1989年にデビューします。
C33型は、当時人気のあったトヨタ自動車のマークⅡ・チェイサー・クレスタの三兄弟と真っ向勝負した気合の入ったモデルです。
ハイソカーがブームで、チェイサーのハードトップとクレスタのツートンカラーボディが組み合わさった良いところ取りのローレルでしたが、高級路線と走りの良さが日産イズムを感じた1台です。
もともとローレルは、少々お年を召した方の乗る自動車というイメージを払拭する若々しさが受け、大ヒットとなりました。
実際、マークⅡより豪華なインテリアやちょい悪な日産自動車のイメージを上手に利用したパッケージングは、見るものを虜にしました。
現在のノートにあるメダリストというグレードは、実はローレルが最初につけたグレードで、上級グレードにつけられていました。
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その後、1993年に7代目C34型にバトンタッチしましたが、CMですっきりという表現をつかうほど、つるっとしたエクステリアでがっかりしました。
それは、ちょっと日産車は、尖っていてほしいのに、変に優等生ちっくになってしまったからかもしれません。
7代目マイナーチェンジ後から最終型8代目では、ふたたびミドルラグジュアリーカーとしての魅力は復活したものの、排ガスに対応するまでの販売台数もなく、歴史あるモデルが終焉してしまいました。
ローレルには、マニュアルトランスミッションのモデルも多く、C33型やC35型に直管をぶち込み、やかましく走りたいですね。
綺麗なブタケツが欲しいところですが、500万円から1,000万円を覚悟しなくっちゃ、ですので、ちょっと躊躇します。
旧車カスタムとして、ローレルなんていかがですか?