レクサスISの新型が世界初公開
2013年に発売が開始された現行モデルのレクサスISが、いよいよマイナーチェンジされて世界初公開されました。
その姿は、今までより大きく精悍でスポーティーさをさらに強調しているのが特徴です。
レクサスISは、まぎれもないスポーツセダンですが、今度のレクサスISは、サイドから見るとルーフからトランクにかけてシャープに落ちており、まるでクーペのようなスタイリングが特徴です。
ぱっと見は2ドアスポーツカーのようにも見えるのが大きく変わった所といえます。
さらに、ホイールサイズが1インチ上がり、19インチとなったことで今までよりカッコよく見えるのが特徴ですが、19インチにしたことでバネ下荷重が増え、運動性能に悪影響を及ぼすのではと考える人もいるでしょう。
しかし、新型レクサスISは、新開発の軽量ショックアブソーバーを開発し、さらにサスペンションアーム類の軽量化も行いホイール1インチアップの重量増は相殺されているどころか軽くなっていると、レクサスの広報は話しています。
ホイールインチサイズが大きくなれば、タイヤが太くなることに加え、タイヤサイドの扁平率も薄くできますから、シャープなハンドリングを手に入れることができます。
しかし、タイヤサイドが薄くなるとそれだけ路面のギャップをダイレクトに広い、乗り心地が悪くなりますが、これも新開発のダンパーにより克服しています。
搭載されるエンジンは3種類用意されており、日本での報道の中心はハイブリッドになっているのが特徴です。
しかし、海外では3.5L V6エンジンの311PSバージョンが大きく取り上げられているのが大きな違いでしょう。
世界では、レクサスISをスポーティーセダンとして大きく取り上げていますが、日本ではスポーティーさはそれほど大きく取り上げることはなく、どちらかというとインフォテイメントシステムや安全システムが大きく取り上げられており、レクサスがトヨタのサーキットで走り込んで作り上げられた新型レクサスISについて大きく触れられていないのが残念です。