歴史あるMINIを継承した新しいMINI
MINIと言えばBMWと思い浮かべる方は、比較的若い方の印象でしょう。
実はMINIは、イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーションが開発し、1959年から販売された歴史あるモデルなのです。
そして、最終的に2000年に販売終了となる約40年間に渡り作り続けられました。
全長3051㎜、全幅1410㎜、全高1346㎜という、まさに名前通りの愛らしいミニミニ自動車で、世界中に愛され、現在でもクラシックミニとして人気があります。
現在の売れ筋自動車のホンダ自動車のN-BOXは軽自動車ですが、全長3395m、全幅1475㎜、全高1800㎜ですので、いかにMINIが小さいことかおわかりでしょうか。
一部マニアからは、現在のBMW製のMINIは、MINIではないという方もいるのが現状です。
漫画シティーハンターの主人公やMr.ビーンがクラシックミニを操っていたことをご存知の方は、中高年の証でしょうか。笑
いろいろな意見もありますが、MINIブランドを継続してくれたBMWは賞賛すべきことですし、MINIイムズを継承した新しいMINIとして大ヒットしています。
現行型のMINIで一番小さなモデルでも全長3835㎜、全幅1725㎜、全高1430㎜と、クラシックミニと比べて、かなり肥大化しています。
ですが、一目で歴史あるMINIとわかるデザインは秀逸で、さすがBMWと言えるクオリティが保たれています。
従来からありましたボディバリエーションは健在で、現在も3door、5door、convertible、CLUBMAN、CROSSOVERとご家庭の使用用途に合わせた選択が可能です。
最近フルモデルチェンジしたホンダ自動車のフィットなんかも、この流れからきたボディバリエーションなのかもしれません。
特におすすめは最近新しくなったCLUBMANで、CLUBMANは他車でいくと、ツーリングワゴン的なスタイルのMINIになります。
愛らしいスタイルと収納十分な車内空間とBMW製エンジンの確かな走りが実現できるMINIって、魅力ありありで、さすが、輸入車販売台数のトップをひた走る自動車だけあります。
女性のオーナーが多いことも特徴でしょうか。
今回、ディーゼルエンジンモデルも出されたということなので、さっそく試乗してこようと思っています。