ひっそり消えたトヨタ・エスティマ。
消えた理由は…
2019年10月ひっそりとトヨタ・エスティマが消えていきました。
1990年から販売開始され早30年、長い歴史を刻んだトヨタ・エスティマ。
エスティマといえばミニバンの象徴でもあった車ですが、エスティマが消えた理由、今のサイズに需要がないことやトヨタのミニバン事情にあるようです。
トヨタ・エスティマが消えた理由について
今のサイズに需要がなくなった
トヨタ・エスティマは、1990年丸いミニバンであることから「天才たまご」という強烈なキャッチコピーで販売されています。
しかし、アルファードほどの広さはなく、ノア・ヴォクシーほど小さくもない、中途半端な広さに需要がなくなり、2014年まで年間販売台数2万5,000円台を超えていたのが、2015年より2万台割れ、2018年には販売台数が1万台を切っています。
そのことから販売中止にならざる得ない状況であったのでしょう。
トヨタのミニバン事情
トヨタには数多くのミニバンがあります。
ヴェルファイアをはじめヴォクシー・ノア、エスクァイアなど、現在も人気のある車種です。
これらの車に力を入れるためにエスティマは販売中止になったと言われます。
中古市場は?
販売中止となったエスティマを購入するには中古車です。
エスティマは、ガソリン車の中古市場は少し価格が上昇し平均約95万円、一方ハイブリッド車は価格が下降し平均約163万円となっています。
ひっそりと消えてしまったトヨタ・エスティマ。
今なら年式の新しく距離数の少ないエスティマもあるかもしれませんので、中古市場に注目です。