電気自動車

電気自動車の素朴な疑問!電欠になったらどうする?

内燃機関のクルマでガス欠になれば、燃料をガソリンスタンドで購入して補給すればまたすぐに走り出すことができます。


全国のガソリンスタンド数は約30,000件あるので、ガソリンスタンドを探すのにそれほど困ることはないでしょう。

そして、昨今急速に各メーカーが力を入れ始めた電気自動車ですが、ご存じの通りバッテリー残量が無くなれば、スマホと同じように電源は入らなくなります。


これを電気自動車の場合電欠と呼びますが、実際電欠になれば燃料で走るクルマよりかなり大変そうであることは想像がつきます。

電気自動車の充電設備は、日本全国にどんどん設置数を増やしており、2019年3月末時点で18,000カ所以上に上ります。


とはいってもガソリンスタンドの約半分しかないので、田舎などでは探すのにかなり大変になることでしょう。

例えば、日産リーフで走行中に電欠になったらどうなるかというと、まずインジケーター上にバッテリー案料警告灯が点灯して残りわずかであることをドライバーに知らせます。


それでも充電をせずに走行を続けていると、亀マークが点灯してかなり短時間で走行に関する電力供給がストップします。


亀マークが点灯したら直ちに路肩にクルマを寄せて停車しなければ、車道上で完全停車して身動きが取れなくなります。

取扱説明書には、亀マークができると出力制限がされてアクセルを踏んでも速度が上がらなくなりますとありますが、亀マークが点灯したら走行できる時間はほんのわずかとなります。

そして、電力が停止したリーフは、パワーステアリングも効きませんから下り坂があるからと惰性での走行はかなり危険です。


走行に使われるバッテリーと電装品に使われるバッテリーは別なので、ハザードランプを点灯させてJAFはどのロードサービスを呼ぶことは可能です。


また、ゼロ・エミッションサポートプログラムに加入していれば、ナビからオペレーターにつなぎ救援依頼することになります。

電気自動車の充電設備は年々増加していますが、まだまだガソリンスタンドに比べてその数が少ないことと、充電時間が長いことが課題といえます。



これから電気時自動車が各メーカーから続々と市販化される予定ですが、電気自動車の特性をよく理解して購入の検討をするようにしましょう。

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