先日、ドライブの途中で立ち寄った道の駅で、ハコスカGT-Rが駐車されていた。
しばらく目が離せないほど、綺麗なボディは、オーナーが大事に大事に愛着をもって使用されていることを物語っていました。
このハコスカGT-Rに見とれていたのは、我だけではなかった…。
ハコスカとは、1968年に日産自動車から販売が開始された3代目スカイラインのことをいいます。
その1年後の1969年に最上級グレードとしてGT-RがつけられたKGC10型またはKPGC10型と呼ばれる車が、ハコスカGT-Rです。
GT-Rとしては、これが初代モデルとなります。
このハコスカは、モーターレースで50勝以上の他車を圧倒する勝ち方で、世界中が注目した伝説のモデルなのです。
ハコスカGT-Rの心臓部であるS20エンジンは、未だにトップオブトップの声が高い名機として、語り継がれています。
そのような名車が未だに現役として、偶然立ち寄った道の駅に居合わせたわけで、興奮しないわけはないのです。
この興奮は、ある年齢以上の男性のみなのでしょうかね。
見事に男子うけしていました。
羨望の眼差しの中、ロマンスグレーのオーナーがハコスカGT-Rに乗り込み、直管系のマフラーが奏でるサウンドに鳥肌が立つほど再興奮しました。
最新デバイス満載の現在の車も良いですが、現行車にはない渋さかつ存在感が、ハコスカGT-Rにはあります。
欲しいなと思って相場を調べてみたら、なんと1000万円オーバーの個体がありました。
うーん、男のロマンは高額なり。