カローラはよく売れています。
2020年4月から2021年3月の期間のカローラの販売台数は11万2777台で3位を獲得しました。
初代カローラが登場してから半世紀以上たちますが、日本のみならず世界中の人をカローラは虜にし続けています。
カローラは、今のフルモデルチェンジで今までの親父臭さから脱皮し、若者が乗ってもつり合いが取れるデザインに大きく舵を切りました。
それが功を奏してか、日本においても若い人からも高い人気を得ています。
それは、かつてカローラⅡが若者に大いに人気が出たことにも似ています。
昔のカローラは、老若男女問わずに高い人気を誇るグレードやスタイルがありました。
このように今のカローラも年配の方だけでなく、若い人にも魅力あるクルマ作りが行われたことが大きな原因でしょう。
カローラは、全ての車種にハイブリッドが用意されています。
しかし、トヨタにはハイブリッド専用のプリウスやアクアといったクルマもラインナップにあります。
ただ、車両本体価格では、プリウスのほうが高くなり、同じハイブリッドならカローラを選ぶといった声もあるでしょう。
カローラは、GRスポーツも投入され、スポーティーなスタイルを好む人も囲い込みを図ってきています。
カローラセダン、カローラワゴン、カローラスポーツ、そしてカローラクロスと、カローラは全ての車格でラインナップの充実をはかってきたことも、今までのクルマと大きく違うところです。
カローラという名前は、大衆車を連想する人も多い中、これからのカローラは大衆車という殻を打ち破り、全ての人の嗜好に合わせて選べる新しい形にと生まれ変わっていくようです。