ルノー カングーの特別仕様車
ルノーの稼ぎ頭でもあるカングーは、大きな荷室が嬉しいバンです。
ミニバンというよりは、トヨタ自動車のハイエースや日産自動車のNV350を一回り小さくしたようなイメージです。
ですが、ハイエースやNV350のような特定の業種の方々に愛されているような質実剛健な感じではなく、愛らしいボディラインが人気のひとつです。
まぁ、これがフランス車のおしゃれなところとも言えるのですが。
現行型は、2007年にフルモデルチェンジした2代目になるのですが、これまで、幾度も特別仕様車が販売されています。
2代目になり、全長が4215㎜、全幅が1830㎜、全高が1830㎜と全体的に大型化され、一部のマニアたちからは、デカングーと呼ばれているとか。
思いっきり3ナンバーサイズになりました。
マニュアルトランスミッションも設定されていて、販売比率も高いのだとか。
おっと、特別仕様車の内容から外れてしまいましたね。
現在、日本に導入されている特別仕様車は2つあり、たびたび登場する「クルール」と「ペイサージュ」です。
今回のクルールは、フランスの田園風景をイメージしたシャンペトルブーケをテーマにしたグリーンで爽やかさを演出したものです。
一方、2020年3月に追加になったペイサージュは、コルシカ島ボニファシオの絶景からインスピレーションを受けたボディカラーとしてアイボリーが採用されています。
そして、当然に特別仕様車らしさの特徴であるフロント・リアのブラックカラードバンパー(一部シルバーも使用)がアクセントになっています。
そう、ルノー カングーの特別仕様車って、ボディカラーがメインなのです。
今回追加になったアイボリーは綺麗な色なのですが、白と黒のエクステリアは、どうしても、商用車に見えてしまうのは偏見でしょうか。
巨大な室内とおしゃれなエクステリアのルノー カングーに商用車ちっくな特別仕様車が追加になった話でした。