新型コルベットが予想を上回る人気
新型コルベットが先日の東京オートサロンで初お目見えして、実物をご覧になった方も多いことでしょう。
日本での販売価格は、1,000万円以上と、本国アメリカの約600万円というバーゲンプライスからみるとかなり高く感じますが、それでも今回の性能を考えれば、日本での価格もバーゲンプライスといってよいでしょう。
新型コルベットは、今までのFRレイアウトを捨てて、ミッドシップとなりました。
これにより、フェラーリやランボルギーニといったイタリアの高級スポーツカーと同じレイアウトとなりました。
それだけでもかなりビックリなことですが、さらに驚かされたのは右ハンドル仕様を販売することです。これにより、日本でも不自由なく乗ることが出来るわけです。
実際に、この右ハンドルとなったことが日本において新型コルベットの購入を後押ししているという意見が多く目立ちます。
また、デザインがアメ車離れし、それに見合ったパワーユニットを備えたコルベットは、クルマ好きであれば黙っていられるはずがありません。
フェラーリやランボルギーニからすれば、4分の1程度の価格となり、日本での購入層は幅広くなっているようです。
そして、アメリカ本国では、先代のコルベットの新車が6000台も売れ残っているとの情報もあり、今回の新型を待っていたユーザーが多いことをうかがわされます。
しかも、旧型より価格は数十万円しか上がらないとなれば、当然新型を選ぶのが筋ということでしょう。
しかし、輸入車の場合、正規品と並行品が市場には出回ります。
正規品は1000万円を超えるプライスを付けますが、並行品は、それより安いプライスタグをつけて出回ることになります。
アフターサービスや保証といった面で、不利となる並行品は、それと引き換えに安い価格でしかも現地の性能を堪能できます。
どちらが良いのかは人それぞれでしょうが、今非常に熱いスポーツカーはシボレーコルベットの新型にほかならないでしょう。