タイヤがパンクしたときの対処方法
最近は路上で釘を拾い、タイヤがパンクすることが少なくなりました。
とはいうものの、全く釘などの鋭利な物が落ちていないとは限らないわけで、走行中にタイヤのパンクに見舞われることがあります。
しかし、現代のクルマはパワーステアリングが標準装備となっており、タイヤがパンクしてもクルマの操作性の変化に気が付かないドライバーも多くいます。
特にリアタイヤがパンクした場合はパンクに気が付かずに走り続ける人も多いでしょう。
特に一般道路走行中にパンクをした場合、駐車して用を足して戻った時にタイヤの以上に気が付く人がほとんどとなります。
また、高速道路ではタイヤの空気がかなり少なくなり異音の発生により気が付いて止まる人も多いでしょう。
そこで、タイヤがパンクした場合にドライバーが行うことは、スペアタイヤとの交換作業が今まで当たり前として行われてきました。
しかし、近年クルマの燃費向上を高めるためにスペアタイヤを車載せずにパンク修理セットを車載工具として常備している車種が多くなっています。
パンク修理セットは、特殊な薬剤を車載されている専用のコンプレッサーを使い、パンクしたタイヤに充填して緊急的に走行できるようにした修理キットになります。
パンク修理キットの使い方は、クルマの取り扱い説明書またはパンク修理キットに記載があります。
かなりわかりやすく書いてあるので、その通り使用すれば緊急に走行は可能となります。
ただし、パンク修理キットを使用したタイヤは、できるだけ早くタイヤ専門店にてパンク修理をしなければ非常に危険です。
パンク修理を行う際は、一般道路であれば近くの安全な駐車スペースに車を止めて行いましょう。
高速道路でパンク修理を行う場合は、非常に危険を伴いますから必ず最寄りの非常電話から高速道路管理センターに連絡をして指示を仰いでからにすべきです。
タイヤのパンク修理は、昔のようにタイヤを交換せずに簡単に行えますが、長く走ることができない一時的な修理であること、そしてタイヤが大きく破損している場合は使えないことを覚えておきましょう。