コンパクトSUV レクサス UX250h
やっと登場したといってもよいかもしれません。
今まで、レクサスには大型の車種しかなく、もう少しコンパクトなSUVがあればと思っていた人も多いでしょう。
それがこのUX250hです。
プラットフォームは、GA-Cを使用しているので、トヨタのC-HR、プリウス、カローラと共通です。
そのため、どこかしらC-HRに似たデザインに思うところが多いでしょう。
しかし、価格は100万円以上UX250hのほうが高いので、姉妹車のC-HRと競合するのには少し無理があります。
UX250hには、ほとんどのSUVと同じく２WDと４WDの仕様が用意されていますが、注意する点としては、悪路での使用を前提として４WDを選択しても、このUX250hは、オフロードやラリー走行を目的とした4WDシステムではない点です。
では、この４WDシステムがどういった機能があるのかというと、駆動を前後に適切に配分し、氷雪路のような滑りやすい路面で安定して走行ができるという４WDです。
これは、いわば生活４WDというレベルでしかなく、街中で滑りやすい状況でしか機能しません。
しかも、SUVであるにも関わらず、最低地上高は160mmしかなく、これでは悪路走行などとてもできないでしょう。
見た目でSUVをと考えているのであれば、UX-250hは問題ないですが、ただ、価格が500万円を超えるクルマとしてみた場合、他のレクサスに比べるとダッシュボードやドアの内張の質感が低いといった印象が高いです。
ただ、インテリアカラーでだいぶ印象が変わるので、購入を考えるなら内装カラーを自分好みになるか選んでみるとよいでしょう。