丸目のジャガーXJ
ジャガーのフラッグシップサルーンであるXJも、現行型になってから11年が経過しました。
さすがに、10年以上も経つとみ慣れるかな?と思ったのですが、久々に現車を見ても、やっぱり受け入れられない。
個人的には、丸目のX350系までのXJがXJらしいんですよね。
初代のXJがデビューしたのは1968年で、過去3回のモデルチェンジをしていますので、現行型は4代目モデルなのです。
確かに、現行型であるX351系も格好は良いのですが、ちょっと近代的になりすぎたといいますか、フロントのヘッドライトもダメですし、特にリアのデザインが日本人にはどうなのでしょうか?
失敗作と言われている日産自動車のJフェリー的なたれ尻具合です。
英国紳士を名乗るには、やはり先代型のX350系までが高級感があって、渋さも両立したモデルだと今でも思っています。
今となっては、トランスミッションのATレバーの移動がJ型になっているなど、こだわりを感じます。
中古車の流通を確認すると、当然、オールドXJである初代型も探せば購入できる状況ですが、現行型も意外に多く流通していることに驚きました。
そ、そんなに売れていたんだと。
一押しの3代目のX350系もまだまだ状態の良い個体がたくさん流通していますし、グレードといいますか、エンジンの種類もいろいろ選べるとともに、肝心の価格が安いという状況になっています。
ロングモデルのソブリンなどを手に入れて、ゆったりとドライブしたいと思う今日この頃です。
走行距離が少ないモデルでも100万円で十分おつりがくるプライスは、大変魅力的です。
おそらくですが、現行型もじっくり毛嫌いせずに見たり触ったり乗ったりしたら、良いモデルなのでしょうけどね。
そろそろXJは次期型へのバトンタッチしそうですので、現行型の最終型を狙うのもありかもしれません。