新しくなったハスラーの魅力
スズキハスラーは2014年に衝撃的にデビューし、瞬く間に大ヒットとなりました。
今までの軽自動車の概念にとらわれない、斬新なデザインと機能性は、つい先日までのモデル末期まで人気を保ち続けていました。
そのハスラーがフルモデルチェンジをして登場しました。
新しくなったハスラーを見て、確かにデザインは変わっていますが、今までより大幅に変わっているわけでもなく、まぎれもなくハスラーであることを感じさせるデザインにまとめ上げられています。
外観で大きな違いは、何となく大きくなった気がすること。
しかし実際は軽規格内なので大きさは変わっていませんが、ボンネットの高さを先代より高くし、フロントウィンドウを立てることで、クロスオーバーカーとしても風格を増したことが、大きくなったと感じさせる点でしょう。
走行性能は、全車にマイルドハイブリッドを搭載し、ターボ付きとターボ無しのエンジンが用意されます。
それぞれ燃費性能もWLTCモードでターボ無しが22.6km/l、ターボ付きが20.8km/lと優れた燃費性能となっています。
特に、先代の時に好評だったオプションは今回も引き継がれていて、個性豊かな自分専用のハスラーにカスタムすることが出来るのもうれしい所です。
そして、クロスオーバーな見掛け倒しのクルマが多い中、ハスラーは本格的な走りができる装備が整えられています。
4WD車では、グリップコントロール４WDという、前後のトルク配分を走行状況に合わせて変えるシステムを採用し、悪路を難なく進めるよう大口径のタイヤと車高を180mm確保しています。
これにより、荒れた路面を難なく走ることが出来るほか、雪道も安心して走行できるハスラーに仕上がっています。
ハスラーは、デザインはキュートで女性にも受け入れられやすいデザインですが、実用性の高さは、本格的なアウトドアシーンで活躍できるクルマとなっているところも見逃せません。