ポルシェにまたまた魅力モデルであるタイカンが登場
ポルシェから全くの新車種であるタイカンがデュアルしました。
こんなに新車種がぞくぞくとデビューするのは、ポルシェ好きにとっては嬉しい限りで、ポルシェの経営がうまくいっていることの証でもあります。
その経営の屋台骨を支えているのは、SUVの先駆的なモデルであるカイエンの大ヒットと言われています。
スポーツカーメーカーであるポルシェがSUVというのはありますが、何れにしても、いままでの既存客以外の層を取り込んだ功績があるのです。
その後、カイエンよりコンパクトなマカンもヒットとなり、主流はSUVになってしまっています。
ここで新型もSUV?と思いきや、なんと電気自動車でした。
そう、タイカンは100%電気自動車なのです。
エクステリアは4枚ドアですが、パナメーラよりクーペルックで、パナメーラよりは911に似ています。
もともと走りに定評のあるポルシェですが、このタイカンも実力は同様で、発進から時速100㎞までに要する時間、なんと2.8秒!
2基搭載されたモーターによる最高出力は、560kW(761PS)なのです。
ホンダ自動車の日本が誇るピュアスポーツカーのNSXの最高出力は、427kW(581PS)ですので、いかにタイカンがモンスターなのか想像できます。
この強力な走りを支えるモーターの充電も、ポルシェが設置する充電ステーションでは、約400㎞を走行可能にする充電をわずか15分で完了するとのことなのです。
日本で、どのくらいのステーションが設置されるのかわかりませんが、既存の充電ステーションでも充電できるわけですので、電気自動車の遠出によるフラストレーションは少ないと言えます。
ただ、ポルシェといえども、電気自動車は電気自動車なので、従来のポルシェのような心沸き立つエンジンサウンドはなく、運転してしまえば、やっぱり電気自動車なのです。
そこに、約2000万円と言われている金額を投入するのは、電気自動車を探していて、どうしてもポルシェブランドに乗りたいという人に限られるのでは?と思っちゃいます。
日本での正式発表はこれからです。
興味のある方は、ポルシェ公式サイトをチェックです。