まったりモードって何だ!?トヨタ bB
最近、ホンダ自動車のS-MXやプレリュード、そして、日産自動車のS13型シルビアのことを思い出していた。
そうしたら、究極のデートカーであるトヨタ自動車のbBを忘れちゃいけないと、ふと思った。
ふと思っちゃったので、トヨタ bBについて触れようと思います。
トヨタ bBは、2000年にデビューした角角としたデザインのトール型ワゴンで、ネッツ店扱いのチョイ悪イメージの自動車です。
発売当初、当時人気を博していたシボレーのアストロを小さくしたようなエクステリアだったので、またトヨタ自動車やったな!(後だし良いもの)って思っていました。
そんな折、知り合いがコンパクトカーを購入するので、試乗のお付き合いをして、トヨタ bBにも試乗したのですが、あまりにも乗り心地が悪くというか、フィーリングに合わず、速攻別ディーラーに行った記憶が蘇りました。
カスタムベースで、男らしさのあるところは魅力だったのですが…。
(結局、日産自動車のキューブを購入←どうでも良いですね。でも、すごく良い自動車。)
そんなこんなで、トヨタ bBの評価をすっかり落としていたので、見向きもしていなかったところに、フルモデルチェンジの情報があり、実際に2005年にしたのですが…。
その情報の中に、まったりモードの文字が、ん?まったりモード?
これは、フロントシートが沈み込む機能のことで、もともとウインドラインが腰高なでデザインと相まって、リクライニングすると、完全に外から見えなくなる機能なのです。
確かに、仮眠のときとか、リクライニングしただけでは顔丸見えなので、良い機能ですが、他の自動車がマネしないところを考えると、特定の方たちに受け入れられていたのかと。
売りの1つであるまったりモードは、デートカー的要素としてクローズアップされていました。
最終的に2016年まで11年に渡り販売が継続されました。
ダイハツ工業のクーやSUBARUのデックスが兄弟車でしたが、どれも販売絶好調とはいきませんでした。
恋人と二人きりの空間である車内は、いろいろな思い出が作れますね。
本題からはズレますが、初代bBのオープンデッキというモデルは、いま見てもクールですよ。