BMWの1シリーズが大改革!
日本における輸入車は、ドイツ車が特に人気が高く、BMW、メルセデスベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンが販売面で勝ち組みになっています。
その中のBMWは、走りの良さは、全世界の自動車メーカーのお手本とされていて、シルキー6と呼ばれる6気筒エンジンは、世界最高峰とも言われています。
そのBMWのエントリーモデルとして、1シリーズがあります。
BMWもメルセデスベンツもアウディも大きなボディの高級車のみをラインアップしていた過去がありますが、近年はコンパクトサイズやSUVといった多種の自動車を販売しています。
そのようなトレンドの中、BMW社がコンパクトハッチバックの1シリーズを世にデビューしたのは2004年のことです。
その後2011年に2代目へとバトンタッチし、2019年8月末に3代目へと進化しました。
3代目の1シリーズの最大の改革は、駆動方式が変わったことです。
BMW社は、コンパクトからビッグサイズまで、FR(後輪駆動)を採用してきました。
通常、コンパクトカーになると、FF(前輪駆動)になるケースが多い中、コンパクトであっても1シリーズはFRだったため、走り好きの方にはたまらない車だったのです。
ところが、現行型は、なんと全てのグレードでFFを採用し、1シリーズにおけるFRを終焉してしまいました。
しかし、FF化の恩恵は室内空間に出ていて、従来モデルに比べて、室内が格段に広くなりました。
FFによりBMWらしい走りができなくなることが予想されていましたが、オーナーの話を聞くと、これはこれでありで、少しもBMWらしさは失われていないと熱弁されていました。
日本車にはないコンパクトプレミアムに手を出すのはあり!なのです。