トヨタ ブレイド マスター

小さな高級車トヨタ ブレイドに追加された大排気量モデルブレイドマスター


トヨタ自動車で、1代限りで消滅してしまったブレイドという自動車をご存知でしょうか?

2006年にデビューしたブレイドは、高級車の上質さを備えたコンパクトハッチモデルです。


同じトヨタ自動車にオーリスが兄弟車でしたが、コンセプトが異なります。
古くはカローラランクス、現在ではカローラスポーツなどの系統にあたるモデルです。


そのブレイドは、もともと全長4260㎜、全幅1760㎜というボディに、2400㏄のエンジンを搭載されていました。


2400㏄エンジンは、トランク付きのミドルセダンに搭載してもおかしくないエンジンですので、ハッチバックに搭載したところにブレイドのコンセプトが見えます。


さらに2007年には、同じボディの大きさに3500㏄のエンジンを搭載したブレイドマスターがデビューしました。


これには、結構な衝撃を受けたことを思い出しました。


コンセプト的に、面白い!と。


当時のクラウンの主流が2500㏄エンジンだったことを考えると、ブレイドマスターの特異性がお分かりかと。


何せこのエンジン、280ps/35.1kgf-mというスペックですので、高級車でもスポーツカーでも通用するものです。


インテリアも本革仕様の超プレミアム感満載のグレードもあり、内外装ともに小さな高級車なのです。


もう高級車のトランクを取ってしまったようなものです。


新車当時は300万円オーバーのブレイドマスターも現在は、100万円を切っている状況。


でも、圧倒的に個体数が少ないため、希少性もあります。


2012年で生産終了となったため、8年が経過していますが、トヨタ自動車の大排気量エンジンは、ちょっとそっとでは壊れませんし、20万キロ以上余裕で走ります。


プレミアムハッチをお探しの方、輸入車にも引けを足らないブレイドマスターという選択はいかがでしょうか。

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