アキュラ顔
トヨタ自動車にはレクサス、日産自動車にはインフィニティ、そして、ホンダ自動車にはアキュラという高級ブランドを有しています。
そのうち、日本でも展開しているのはレクサスのみであることは、ご存知の通りです。
現在の日本の販売主流は、軽自動車かSUV、ダウンサイジングされつつあり、小排気量ながら高いパフォーマンスを発揮しているモデルに人気が集中しています。
ホンダ自動車には、N-BOXを筆頭としたNシリーズが人気で、最近フルモデルチェンジしたフィットも好調な販売です。
後は、フルモデルチェンジ待ちのヴェゼルが好調です。
ホンダ自動車のフラッグシップモデルはレジェンドで、2015年に5代目へとバトンタッチし、2018年にマイナーチェンジしたモデルのエクステリアは酷評されています。
でも、実は、レジェンドのエクステリアは、アキュラ顔なのです。
海外で展開されているACURAのRLX(日本名:レジェンド)が、装備が若干違うものの、そのまま日本に導入されました。
USアキュラのホームページをご覧になったらおわかりになりますが、NSX以外同じ顔、アキュラ顔をしているのです。
酷評されているレジェンドの顔をしています。
2001年から2006年まで日本でも販売されていたMDXもアキュラブランドの高級SUVとして、海外では健在で、現行型はアキュラ顔しています。
いまのところ、アキュラの車種で日本に導入されているのはレジェンドのみで、過日フルモデルチェンジしたアコードは、US HONDAの流れでのエクステリアですので、アキュラ顔ではありませんでした。
アメリカでコンパクトカーの需要は少ないので心配ないかもしれませんが、IDXなるコンパクトSUVなんかを考えていて、ベースがヴェゼルなんてことになったら、アキュラ顔のヴェゼル、アキュラ顔のオデッセイなんて、恐ろしいですね。
こんなに国によって、好き嫌いは変わるのですね。