BMW7シリーズ
輸入車は故障が多いという話は、合っているとも間違っているとも言えます。
自動車は複雑な仕組みで出来上がっていますので、使用の仕方やメンテナンスで、長く乗ることもできれば、新しくても故障してしまう場合があります。
特に、輸入車にはその傾向が強いと言えます。
ですので、国産車のようなメンテナンスでは故障してしまう確立が高まり、故障が多いというような印象につながっていると思います。
そのような中、結構なオーナーから故障が多く、メンテナンスにお金をかけられないのであれば、手を出すべきではないと言われた1台が、4世代のBMW7シリーズです。
少し前の話になりますが、今回は、E65/E66型のBMW7シリーズのやんちゃぶりをご紹介します。
まずは、輸入車定番の故障である消耗品による故障です。
日本の使用は、自動車によって結構ハードのようで、日本に慣れない輸入車は機嫌が悪くなるわけです。
国産車の消耗品が強すぎるとも言えるわけですが…。
次に、電気系統が弱く、室内外のランプ類が不具合を起こしだします。
そして、BMW7シリーズの致命的故障が、ミッション、パーキングブレーキです。
どちらも、走行できない状況になってしまうため、早急な処置が必要になります。
日常の足として使用するには、リスキーすぎるのです。
この話、結構BMW7シリーズあるあるで、知る人ぞ知る的な内容です。
知人の中古車店に遊びにいったとき、6年落ちのBMW7シリーズが100万円くらいのプライスだったので、興味を持ちましたが、知人には売れないと言われました。
5世代、6世代と改良はされているものの、ドイツ車御三家における最高級セダンに位置する、メルセデスベンツSクラス、アウディA8に比べて、走行している台数が少ないBMW7シリーズ、敬遠されているような気がします。