セダンでレジェンドという選択
日本の自動車業界の売れ筋がセダンでなくなって久しい。
車の基本形はやはりセダンだと思います。
しかし、軒並み販売台数が低下している現状があります。
それでも、各社セダンは継続して販売されていて、どれもこれも良い車なのです。
その中から、今回はホンダ自動車のレジェンドをご紹介します。
レジェンドは、ホンダ自動車の最高級セダンで、現行型が5代目になります。
マイナーチェンジを受けてますます独創的なエクステリアになったと評される車ですが、実は、エクステリアは好き嫌いの分かれるところですが、さまざまな最先端装備で物凄く独創的で素晴らしい車なのです。
もともとレジェンドは大型高級サルーンながら、前輪駆動(FF)という特殊なモデルでした。その後、AWD(4WD)化されたときに、NSXで採用されたSPORT HYBRID SH-AWDというホンダの技術が集約されたシステムを身につけました。
フロントのボンネットにはエンジンがあり、前輪を1基のモーターが制御、そして、リアにはなんと左右別々のモーターが制御しているのです。
このシステムのおかげで、さまざまな路面状況に合わせた走りがいとも簡単に制御されます。
さらに、281kW(382ps)を発生する最高出力と3モーターの加速は、ものすごいものがあります。
大型セダンが異次元の走りを実現してくれます。
セダンならではの安定した走りと車内静粛はもう病みつきです。