どんどん肥大化しているBMW3シリーズ
BMW3シリーズは、Dセグメントに属するコンパクトとミドルの中間に位置する大きさの車で、BMWの稼ぎ頭でもある人気シリーズです。
初代デビューは、1975年ですので、歴史のあるモデルと言えます。
現行型は、2019年にフルモデルチェンジしたF20型と呼ばれるモデルで、セダンとツーリング(ステーションワゴン)があります。
BMWオーナーは、3シリーズとは言わず、型式であるF20などと呼ぶことが多いんですね。
さて、その現行型で遂に、禁断の事が起きてしまいました。
それは、ボディサイズの肥大化です。
特に全幅がワイド化されたことにより、禁断の1800㎜を超えてしまいました。
これにより、旧式の立体駐車場への駐車や街中での取り回しに気を使うことが増えるかもしれません。
そのボディサイズは、全長4715㎜、全幅1825㎜となっていて、初代の全長4355㎜、全幅1610㎜と比較したらわかりますように、すごく肥大化してしまいました。
その分、室内空間の肥大化にもつながっており、このクラスの車として、最上のラグジュアリーが味わえます。
エクステリアもキドニーグリルの形状が凝ったものになり、走りをイメージさせる精悍な顔つきをしています。
また、新型を象徴するAIを搭載した自然対話式音声認識機能があるため、車両とのつながりが増しました。
さらに、予防安全装備として、日本初となる3眼!カメラによるシステムが全車に標準装備されています。
ますます安全予防が強化されました。
ボディサイズの肥大化により嫌煙される方もいるかと思いますが、運転のしやすさや魅惑のエンジンは健在ですので、一度は乗って見て触ってから判断されることをお勧めします。