タイヤチェーン

タイヤチェーンが必需品となるかも

雪国に行ったときにタイヤチェーンのお世話になった方も多いでしょう。

昔と違い、タイヤチェーンも簡単装着できる商品が多数販売されているので、昔のようにタイヤチェーン装着に四苦八苦している姿を見かけることは少なくなりました。

それは、昔のような金属製のチェーンから、現在はラバー製や布製のチェーンの登場が簡単装着できる手助けとなっているからでしょう。

そして、最近の気象状況はかつてのような常識は全く当てはまらないものとなってきました。

豪雨は当たり前となり、冬になれば通行不能となる箇所が多数となるほどの大雪が当たり前となっています。

かつては、高速道路も一般道路もスタッドレスタイヤを履いていれば雪道を走行することは問題ありませんでした。

しかし、最近はゲリラ雪なる強烈な降雪で道路があっという間に深い雪に覆われることも珍しくなくなりました。

こういったことから昨年よりスタッドレスタイヤでもタイヤチェーンを装着していなければ通行できないチェーン規制が導入されています。

タイヤチェーンには、金属チェーン、非金属チェーン、そして布チェーンに別れますが、チェーン規制に使えるチェーンは、カー用品店で購入できるスプレータイプのものを除くすべてのチェーンが使用可能です。

そして、金属チェーンは慣れなければ装着が難しいといわれていますが、意外にもラバーチェーンも装着が難しいことがわかっています。

それは、購入して試しに装着するときは気温が高いのでラバーも柔らかく自由にタイヤに取り付けられますが、雪が降っている外気温が低い状況では、ラバーが固くて上手にタイヤに装着できません。

また、ラバーチェーンはぶっつけ本番では取り付け方法が複雑で難しいので、必ず事前に装着練習もしておく必要があります。

しかし、近年急激に普及している布製のスノーカバーと呼ばれるタイプは、布製なので柔軟性があり装着が簡単です。

また使用しない時には小さく折りたたんで仕舞っておくことができるので便利でしょう。