トヨタ センチュリー オープンカー
時代は平成から令和へ移り変わり、消費税が10%に増税など、今年はいろいろなエポックメーキングな年と言えます。
その1つである天皇陛下即位の礼が、今年限りの祝日として10月22日に執り行われました。
日本の情勢を考え延期された祝賀御列の儀では、特別に準備されたトヨタ自動車の最高級車であるセンチュリーのオープンモデルが使用されます。
センチュリーのオープンモデルは市販されていませんので、まさにこのために作られたカスタマイズカーなのです。
ちなみに、昭和から平成に移り変わったときの即位の礼では、世界における最高級車のロールスロイスのオープンカーが使用されていました。
今回は、ようやく和の車にて行えるということで、日本車が世界でも誇れるものになったこととも言えそうです。
使用されるセンチュリーは、2018年に21年ぶりにフルモデルチェンジされた現行型の屋根とリア-ピラーをカットした特別なオープン仕様です。
伝統のエクステリアと気品ある佇まいは、天皇の祝儀に使用される車として現行の国産車では、唯一無二のものといって良いでしょう。
即位の礼後には、内閣府の公用車として使用されるということですが、なかなか見られないセンチュリーオープンに注目しています。
沿道の皆さまは、車などに目はいかないでしょうが、しっかりと天皇をおもてなししているセンチュリーを含めた祝福しましょう。